【速報】勤務記録の改ざんをめぐり当時の担当課長と同僚が証言 屋久島町営牧場過労死訴訟

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元産業振興課長、担当係長による作業日報の改ざん指示を否定

元同僚職員、労基署の査察で問題になるため「係長から週40時間以内にするように言われていた」

屋久島町営牧場過労死訴訟の証人尋問が行われた鹿児島地裁=2026年7月7日、鹿児島市山下町、屋久島ポスト撮影

2019年8月に屋久島町営の長峰牧場で町職員の田代健さん(当時49)が公務中に死亡し、過重労働で心筋梗塞を発症したことによる公務災害と認定されたことを受けて、田代さんの遺族が町に約7000万円の損害賠償を求めた民事訴訟――。

この訴訟の証人尋問が7月7日、鹿児島地裁で行われた。午前中にあった田代さんの上司だった元産業振興課統括係長への尋問に続き、午後は同課の鶴田洋治元課長と田代さんの元同僚職員だった片山吉清さんが出廷した。

主要な争点の一つになっている作業日報の改ざんについて、鶴田課長は「(担当の)係長に確認したところ、実際の勤務時間より短く週40時間以内にするように指示したことはないと否定していた」と証言した。

これに対し片山さんは、1日8~10時間ほど働いた場合でも、「週40時間以内に収まるように作業日報を書いていた」と説明。その理由として、実際の勤務時間を作業日報に記録すると、「(労働基準監督署の)査察が入ると問題になるので、担当係長から週40時間以内にするように言われていた」と主張した。

次回の期日は7月28日で、今後の訴訟審理の進め方について話し合われる。荒木耕治町長らの証人尋問については、その結果を踏まえて決まる見込みだ。

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