過労死訴訟で遺族、屋久島町長らの証人尋問を申請へ

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町、過労死訴訟 和解案の拒否を鹿児島地裁に報告

遺族、荒木耕治町長や担当職員らの証人尋問を求める方針

屋久島町営牧場 過重労働死訴訟

【左】町営牧場の過重労働死訴訟について報告する屋久島町の荒木耕治町長=2025年6月9日、屋久島町議会【右】鹿児島地裁=いずれも屋久島ポスト撮影

2019年8月に屋久島町営の長峰牧場で町職員だった田代健さん(当時49)が公務中に死亡し、過重労働で心筋梗塞を発症したことによる公務災害と認定されたことを受けて、田代さんの遺族が屋久島町を相手取り、約7000万円の損害賠償を求めた民事訴訟――。

この訴訟の弁論準備手続きで、被告の町は1月13日、町が遺族に4000万円の解決金を支払う和解案に応じないことを鹿児島地裁に伝えた。遺族側は和解案を受け入れる意思を示していたが、町が拒否したことで、今後は判決に向けて証人尋問が行われる。

訴訟関係者によると、この日の弁論準備手続きで遺族側は、亡くなった田代さんの元同僚や当時の担当職員、荒木耕治町長らの証人申請を予定していると伝えた。一方で町側は、別の町営牧場で勤務していた元職員らの証言を求める方針だという。

次回の期日は3月3日で、それまでに遺族と町の双方が証人申請をする。

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