【速報】過重労働死訴訟、屋久島町が和解ではなく判決を求める

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町「判決によって、どの部分の何がどう悪いのかを明確にしたい」

地裁、元職員の遺族に解決金4000万円を支払う和解案を提示

屋久島町営牧場 過重労働死訴訟

【左】町営牧場の過重労働死訴訟について報告する屋久島町の荒木耕治町長。後方は屋久島町議会の石田尾茂樹長=2025年6月9日、同町議会【右上】屋久島町役場=いずれも屋久島ポスト撮影【右下】職員が過重労働で死亡した町営長峰牧場の衛星写真=Google Earthより

2019年8月に屋久島町営の長峰牧場で町職員だった田代健さん(当時49)が公務中に死亡し、過重労働で心筋梗塞を発症したことによる公務災害と認定されたことを受けて、田代さんの遺族が屋久島町(荒木耕治町長)を相手取り、約7000万円の損害賠償を求めた民事訴訟――。

この訴訟で被告の町が11月25日、鹿児島地裁から提示された和解案を受け入れず、判決による解決を望むことを同地裁に伝えたことが、町総務課などへの取材でわかった。

和解案は、町が遺族に解決金4000万円を支払うもので、亡くなった田代さんに哀悼の意を捧げるとともに、適正な労働管理で再発防止に努めることを求める内容。和解ではなく判決を求める理由について、町は「判決によって、どの部分の何がどう悪いのかを明確にしたい」としている。

一方、原告の遺族は和解に応じる意思を示したうえで、和解案の一部に修正意見を出したという。

次回期日は2026年1月13日。

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