議員控室テレビのNHK受信料、今後は町議の互助会費で負担へ
主に各定例会の休憩時間に視聴、利用頻度「極めて低い」の指摘
「必要ない」「緊急時は必要」議論の末に互助会費での負担を決定
屋久島ポスト、公費で受信料を負担する必要性を質問

屋久島町議会は6月1日に全員協議会を開き、町役場議会棟の議員控室に設置されたテレビのNHK受信料(衛星契約:月額1950円)について、今後は議員の互助会費で支払うことを決めた。これまで町の公費で負担していたが、屋久島ポストが取材で「議員控室のテレビは利用頻度が極めて低く、公費で受信料を負担する理由は何か?」と質問していた。
役場本庁テレビ、町長室・副町長室・議員控室などに計7台
町役場本庁のテレビは計7台で、町長室、副町長室、教育長室、総務課、宿直室、議会事務局、議員控室にそれぞれ設置されている。NHKとは衛星放送(NHK BS・BSP4)を結び、2025年度は7台分で年8万3703円(割引適用)の受信料を支出した。
このうち議員控室のテレビについては、主に年4回ある定例会の休憩時間に視聴するだけで、各議員が利用する時間は極めて短い。緊急のニュースや災害情報などで必要であれば、議会事務局のテレビを見ることもできる。
それを踏まえ屋久島ポストは議会事務局に取材し、利用頻度の低い議員控室のテレビを公費で維持する理由を質問していた。

全員協議会でテレビの必要性を協議
議会事務局によると、この日の全員協議会で議員控室のテレビの必要性が話し合われ、数人の議員から「ほとんど見ないので、必要ないのではないか」と意見が出された。その一方、「議会の開会中であっても、緊急時にはニュースを見る必要がある」といった声もあり、全員で協議した結果、今後は議員の互助会費でNHK受信料を負担することを決定。テレビが故障した場合は、公費ではなく互助会費で購入するという。
屋久島ポスト、NHK受信料の公費負担について取材中
これまでの取材によると、屋久島町が2021~2025年度の5年間に支払ったNHK受信料は計309万円で、2025年度は全町で52台分の契約を結んでいる。このなかには議員控室だけでなく、町営船「フェリー太陽Ⅱ」の17台や、給食センターと各調理場の計6台など、公費で受信料を負担する必要性に疑問があるケースが複数あり、屋久島ポストは町に取材を続けている。
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