屋久島町、情報サイト乗っ取り問題で鹿児島県警から近く事情聴取
サイト運営管理者が被害相談、結果を踏まえて被害届を検討
町、サイト閉鎖対策は手つかず「実被害が出ていない」

「屋久島マルシェ」乗っ取り問題
屋久島町の総合情報サイトが第三者に乗っ取られ、運営管理者が制御不能になっている。2022年6月に閉鎖されたが、その後に複製サイトが同じドメインで公開され、町内の店舗情報としてギャンブルなどの話題を掲載。町は運営管理者を通じて警察に被害の相談をしている。
※利用者に不利益が生じる可能性があるため、複製サイトが公開されているドメインにはアクセスしないようにしてください。
国の補助金で制作された屋久島町の総合情報サイト「屋久島マルシェ」が何者かに乗っ取られた問題をめぐり、近く町が鹿児島県警から事情を聴かれることがわかった。まだ町は被害届を出していないが、サイトの運営管理をしていた町民を通じて被害を相談。県警の事情聴取の結果を踏まえ、正式に被害を届けるかどうかを判断するとしている。
町、8月半ばすぎに県警に説明へ
町政策推進課によると、8月初めに県警サイバー犯罪対策課から町に連絡があり、屋久島マルシェの制作や運営管理などの状況について事情を聴きたいと要請があった。サイトの運営管理を担当して町民からの相談を受けた対応で、8月中旬以降に町役場で県警から事情を聴かれる予定だという。

弁護士や専門家へは相談せず
サイトの乗っ取りが発覚したのは7月半ばだが、町は「(サイト利用者に対する)実被害が出ていない」として、これまで県警に被害届を出してこなかった。7月16日には町ウェブサイトに注意喚起の記事を掲載して、不用意に複製サイトへアクセスしないように呼び掛けているが、サイトの閉鎖に向けて弁護士や専門家に相談するなどの対策は取っていない。
この問題を担当する町政策推進課の木原幸治課長は、屋久島ポストの取材に対し「警察の事情聴取の内容を踏まえて、被害届を出すかどうか検討したい」と説明。その他の対策については、現段階では何も考えていないとしている。
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