大型クルーズ船受け入れ、宮之浦港の浚渫工事などを進めている

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港の浚渫工事、2024年度から開始 2025年度も継続中

土曜授業、2026年度は小学校2校 中学校2校で実施予定

郷土の文化継承など体験活動「地域の方がイニシアチブ」

榎光徳町議/町議会定例会 一般質問

【左】大型クルーズ船の受け入れなどについて一般質問する榎光徳町議【右】榎光徳町議の質問に答弁する荒木耕治町長=2026年3月11日、屋久島町議会、町議会YouTubeチャンネルより

屋久島町議会の榎光徳町議は3月11日の定例会で、「宮之浦港の整備状況」「教育行政」について一般質問をした。

榎町議の質問に対する荒木耕治町長ら町執行部の主な答弁は次のとおり。

宮之浦港の整備状況

榎町議:飛鳥(Ⅲ)が接岸可能となるために、宮之浦港の整備が進められているものと推察している。泊地の浚渫(しゅんせつ)工事等、現時点での進捗状況をどの程度把握しているか。空港ジェット化と合わせ、県や関係機関への要望などスピード感を持って取り組むべきと考えるが、今後どのように対応しようとしているのか?

荒木町長:宮之浦港の整備状況については、1月の熊毛地域行政懇談会や、2月に開催された宮之浦港大型クルーズ船受け入れに関する勉強会においても情報提供をいただいている。泊地マイナス7.5メートルは令和6年度から県が浚渫工事を開始し、令和7年度も継続して実施をしている。また令和7年度は、県により大型客船入出港に伴う航行安全対策調査専門委員会が開催され、入出港や係留などの安全対策に関する検討が行われたところだ。

大型クルーズ船「飛鳥Ⅲ」=郵船クルーズウェブサイトより

教育行政

榎町議:昨年12月、県教育委員会はこれまで実施してきた公立小中学校の土曜授業について、「実施する場合は年3回程度まで」に見直す通達を出しているが、本町においてはどのような取り組みをしていこうと考えているか?

石田尾行徳・教育長:平成27年から鹿児島県で行ってきた公立小中学校の土曜授業は2026年4月から、これまでの月1回程度から、実施するのであれば年3回程度までに大幅に縮小されるところだ。この背景にあるのは、教職員の働き方改革と児童生徒の負担軽減、そして保護者からの要望ということだ。

本町でも、屋久島町立学校の教職員に関する業務量管理、健康確保措置実施計画を策定して、教職員の負担軽減と児童生徒一人ひとりの生活リズムと心身の健康に配慮していこうと考えているところだ。

なお、町内における令和8年度の土曜授業実施回数は、小学校2校、中学校2校において実施予定としており、うち小学校1校が3回実施、そのほかの学校は1回実施を予定している。

小中学校の土曜授業などに関する一般質問に答弁する石田尾行徳・教育長=2026年3月11日、屋久島町議会、町議会YouTubeチャンネルより

榎町議:県内の各教育委員会では、「それぞれの学校の判断に委ねる」としたところもあるようだが、本町においても各学校の判断になるのか、あるいは教育員会主導となるのか。又、PTA等の声は反映されているのか?

石田尾教育長:土曜授業の実施の有無、それから回数については、各学校の実情、それから地域PTAの意見を学校運営協議会等で丁寧に聞き取るなどして、実施する場合には年3回以内の範囲で、各学校が適切に判断することにしている。

榎町議:実施しない場合、郷土の文化継承や体験活動等の場が増えてくると思われるが、地域との連携はどのようにしていこうと考えているのか?

石田尾教育長:土曜授業については、これまでも学校行事、それから総合的な学習の時間等に充てられてきた。休日における、例えば郷土の文化継承など体験活動等については、子どもたちが参加するわけだが、それについては地域の方がイニシアチブをとって、地域の方が子どもたちを集めて、必要であれば、例えば業務ではなく先生方も参加することになると思う。

土曜授業がなくなったからといって、地域との関係がなくなるということではないので、ご理解いただきたい。

榎町議:スポーツ少年団や部活動のあり方、教職員の振替休日の取得状況等への影響はないのか?

石田尾教育長:スポーツ少年団と部活動については、特に部活動については平日1日、休日1日は休みを取ることになっている。土曜授業がないと、土曜日、日曜日どちらかの一方で活動ができるので、かえって非常にいい影響になるのではないかと考えている。

榎町議:栗生小学校の旧赤門の移設の進捗状況を示してほしい。

石田尾教育長:栗生小学校の赤門については、学校講堂の解体工事に合わせて解体した。栗生区からの要望どおり、学校敷地内の別の場所に保存移設することになっており、基礎工事はすでに完成している。

解体したレンガの張り付けについては、地元業者と学校関係者、集落の有志によって、学校行事として年度内に作業を行う予定にしている。

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