【視点】屋久島町長とは大違い、長期入院を町民に報告する町長2人
熊本県長洲町、田成修一町長の入院を町ウェブサイトで発表
長島町長も川添健町長の長期入院をウェブサイトと広報誌で報告
荒木町長、入院1カ月超でも町民に広報しないまま

地方自治体の首長は住民に黙って長期入院をしてもいいのか?
10月12日付の記事<【視点】「無断欠勤」40日超、いつ屋久島町長は町ウェブサイトなどで報告するのか?>に続き、今回も町民に何も報告しないまま、1カ月以上も入院していた荒木耕治町長(76)についてである。
長洲町、町長の入院で総務課長を「職務代理者」に
熊本県長洲町は10月13日、田成修一町長(54)が病気療養のために入院することを町ウェブサイトなどで発表した。復帰時期は未定で、町長が不在の間は総務課長が「職務代理者」になり、町長の職務を代行する。
RKK熊本放送の報道によると、田成町長の病名について、町は「プライバシーを考慮し、公表しない」としたうえで、「命にかかわるような状態ではなく、連絡は可能な状態」と説明しているという。

町民1万5000人への報告は町トップの責務
まずは田成町長の一日も早い快復を祈るばかりだが、町民1万5000人の命を預かる首長として、この対応は極めて当然のことだ。今回とは違い、地方自治法に基づくかたちで職務代理者を置かないとしても、長期にわたって町を不在にするのであれば、すべての町民に報告するのが町トップとしての責務である。
荒木町長、町幹部に「町民に報告する必要はない」と口止め
それに引き換え、我が町の荒木町長はどうだろうか。ことの詳細はすでに配信した13本の記事に譲るが、町民に何も報告せずに町を長期不在にしたうえ、岩川茂隆副町長ら町幹部に対し、入院について「町民に報告する必要はない」と口止めまでしていたというのだ。
地方自治体の首長として、その責務を放棄したとも言える、全くもって呆れた対応である。

長島町長、町民9000人に「皆さまにはご心配をおかけします」
9月には鹿児島県長島町の川添健町長(82)が長期入院したが、町のウェブサイトと広報誌でしっかりと報告し、町民9000人に「皆さまにはご心配をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけている。

屋久島町役場にしみ込む「隠蔽体質」
いま屋久島ポストは町総務課に取材し、荒木町長が自身の長期入院について、これから町のウェブサイトや広報誌で報告する予定があるのかどうかを確認中だ。これに対し、三角謙二課長は「町長に確認してみます」と言っているが、まだ具体的な回答は届いていない。
荒木町長は「隠すつもりはない」と釈明するだろう。だが、同じ九州にある長島町や長洲町の対応と比べると、屋久島町役場には「隠蔽体質」がしみ込んでいると言わざるを得ない。

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