屋久島町議会で町長の病欠を報告、長期入院や病状については説明なし
岩川茂隆副町長「町長が病気療養のため欠席」とだけ報告
町議から質疑なく詳細は不明のまま
9月24日には役場で公務復帰の予定

屋久島町の荒木耕治町長が「体調不良」で1カ月以上にわたって入院している問題をめぐり、同町の岩川茂隆副町長は9月16日に開会した町議会定例会で、町長が病気で議会を欠席することを報告した。欠席は同日から9月18日までとされ、病名や病状、入院している事実については何も言及しなかった。

石田尾茂樹議長、町長の欠席届を受理
この日開会した定例会で、まず初めに石田尾茂樹議長が町長の病欠について、次のように報告した。
「町長から病気療養中のため、本日から(9月)18日まで欠席したい旨の届け出がありましたので、これを受理しております」
岩川副町長、入院の事実について一切触れず
続いて岩川副町長が石田尾議長の説明を踏まえ、行政報告の冒頭で説明した。
「町長が病気療養のため、欠席をいたしております。必要な説明および答弁につきましては、私または各課長等が行いますので、ご理解いただくようよろしくお願いいたします」
その一方で岩川副町長は、病名や病状には触れなかったほか、入院している期間や場所だけでなく、入院している事実についても、一切説明しなかった。
また、町長の病欠に関して、町議からも質疑はなかった。

荒木町長、入院1カ月以上なのに「町民に言う必要ない」
岩川副町長への取材によると、荒木町長は8月10日に開かれた臨時議会に出席したのち、体調不良で8月12日から入院した。症状として町長は、入院前から「口にしびれがある」「耳鳴りがする」と言って、脳神経外科などに通院。その後に別の病気が見つかり、長期で入院することになったという。
1カ月以上にわたって町役場を離れるにあたり、荒木町長は病名や病状、入院している事実について、町民に「言う必要はない」と町幹部に指示。一方で町長に代わって職務を行う「職務代理者」は置かず、町長が病室で公務に当たる判断をしたという。
町総務課によると、荒木町長はシルバーウイークの連休が明ける9月24日には町役場で公務に復帰し、9月28日に開かれる定例会最終日の本会議にも出席する予定だという。
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