荒木町長、もしも縄文杉が倒れたらどうしますか?
屋久島ポストなどの報道機関、屋久島町長に「定例記者会見」を要望
屋久島観光や補助金不正請求事件など4項目の質問を通告
3月10日に記者会見

縄文杉が倒れたあとの屋久島観光のあり方は?
補助金不正請求と町営牧場過労死の再発防止策は?
屋久島ポストや南日本新聞などの報道機関は3月3日、屋久島町の荒木耕治町長に「定例記者会見」を開くことを要望し、屋久島観光や補助金不正請求事件などに関する4項目の質問を送った。荒木町長は会見に応じる意向を示し、町議会3月定例会が開会する3月10日の午後に各質問に答えるとしている。
荒木町長に送った質問事項は次のとおり。
①屋久島観光基本計画について
・3月定例会に新たな観光基本計画案が示されることを踏まえ、これからの屋久島観 光を活性化させていくための具体的なビジョンについて、町長の見解をお示しください。
・10年前に策定された観光基本計画では、縄文杉だけに頼る屋久島観光のあり方を見直し、新たな観光資源をつくる必要性が指摘されていましたが、この10年で実現できたことがあれば、お示しください。
・2024年8月の台風で弥生杉が倒壊し、いずれ縄文杉も倒れる可能性があります。そうなると屋久島は観光の目玉を失うことになりますが、縄文杉なきあとの屋久島観光のあり方について、どのようにお考えでしょうか?
②オスプレイについて
・南種子町での日米共同訓練でオスプレイが飛来しました。2023年の墜落事故を知る屋久島町の町長として、オスプレイの安全性や、馬毛島を含む熊毛地区での軍事訓練の実施、軍事拠点化について、どう受け止めているでしょうか?

③国庫補助金不正請求事件について
・町は返還した国庫補助金のうち約1330万円を町内の業者に損害賠償請求する訴訟を提起しましたが、町としては、どのような主張をしているのでしょうか?
・住民訴訟で町長の一部賠償責任が認定されましたが、同様の問題が再発しないようにするために、町として再発防止策を講じる必要があります。住民訴訟で町は、担当職員が上司の決裁を受けることなく、町の公印を独断で使ったことを明らかにしており、町として調査と検証が必要と思われますが、町長の見解は?

④町営牧場の過重労働死について
・職員の死亡について、鹿児島県地方公務員災害補償基金は過重労働によって心筋梗塞を発症したとして、公務災害と認定しています。この事実を踏まえて、いま係争中の民事訴訟とは関係なく、町が独自に調査と検証をしたうえで、再発防止策を講じる必要があると思われますが、町長の見解は?
・亡くなった職員の遺族が提起した民事訴訟で、町は裁判所が示した和解案を受け入れない判断をしましたが、その具体的な理由をお示しください。

