【読者の声】行政の協力で屋久島公認ガイドが前提となる環境づくりを
屋久島公認ガイド、最盛期の4割減となる59人に落ち込む
「未来の屋久島へ向けた公認ガイド制度」
「何の検証も工夫もなければ有名無実の制度に」

世界自然遺産・屋久島を案内する「質の高いガイド」として、屋久島町が認定する屋久島公認ガイドが最盛期の約4割減となる59人に落ち込んでいることについて、屋久島ポストが4月14日付の記事で伝えたところ、公認ガイド制度に詳しい読者から意見が寄せられました。
いずれも現制度の問題点を指摘したうえで、制度の改善と周知などが必要だとしています。
●行政の協力で公認ガイドが前提の環境づくりが必要
公認ガイドでなくてもガイドができるというのは、事実です。
しかしながら、この制度をつくってきた私たちとしては、「ガイドといえば屋久島公認ガイドのことだよね」という世界を作ろうというのが大元にありました。
残念ながら、この想いや考え方が、広まっていないのは事実です。
ガイドの中で広めようとがんばったところで、やはりいろいろと限界はあります。
そこで行政にも協力してもらい、大手旅行会社などにガイドを雇う場合には、公認ガイドが前提であるような環境をつくっていくことが必要と考えています。
未来の屋久島へ向けた公認ガイド制度をめざして
この制度は、今いるガイドをどうこうしようというものではなく、未来の屋久島へ向けた、ガイドの制度としてつくってきています。
ここを大前提として考えていただくと、決してマイナスのところばかりではないと思っています。
これからガイドを始めようとする人が、この制度をもとに公認ガイドになれるような努力を、こつこつとしてもらえるものと信じています。

●発足から10年、何の検証も工夫もなければ有名無実の制度に
公認ガイドと未公認ガイドとの差もなく、さらにメリットもなければ、屋久島町が公認ガイド制度を標榜するだけでは こうなることは目に見えています。
公認を受けていないガイドの言い分は当然です。
公認ガイド制度が発足した当時、公認ガイドには背番号を付与して、プライドをもたせることが、顧客に安心感を与えるとされました。
また、気に入った公認ガイドには、リピーターが連絡しやすい環境づくりに役立つとともに、たびたび起こるハラスメントなどの防止にも役立つことから、背番号の付与を提唱した経緯があります。
それから10年間、何の検証も工夫もない状態ですから、有名無実の制度です。
改めるか、廃止するか、どちらかだと思います。
■屋久島観光への提言や意見
屋久島観光の将来的なビジョンについて、読者からのご提言やご意見をお待ちしています。記事としてご紹介するともに、荒木耕治町長ら町幹部に伝えさせていただきます。以下URLのフォームから投稿をお願いいたします。
https://forms.gle/i31DXfbNtr3C3vog9
