フェリー屋久島2の欠航、折田汽船に新船か中古船を要望「不安を早く取り除きたい」【屋久島町長記者会見】
5月のエンジン停止、錦江湾内でなければ「大惨事だった可能性」
鹿児島県、フェリー航路の公設民営に向けて国に要望中

屋久島町の荒木耕治町長は6月8日、屋久島ポストや南日本新聞などが要請した記者会見に応じ、町政を取り巻く諸問題について各記者の質問に答えた。
最初の質問となった「フェリー屋久島2の長期欠航」について、荒木町長が話した主な内容な次のとおり。

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記者:「フェリー屋久島2」が5月連休の期間に長く欠航した。原因は船体内に海水が入り、それが原因で発電機が故障してエンジンが止まったということだが、一時は錦江湾内で漂流して、一つ間違えが大惨事につながった可能性もある。
今回のトラブルを踏まえて、地元の町長としての受け止めと、国や県、折田汽船などの関係団体に対して要請することなどを説明していただきたい。
公設民営の要望「時間を要することが予想される」
町長: 4月28日に発生したフェリー屋久島2の事故については、午前のうちに機器故障で欠航する旨の防災無線の放送依頼があった。担当課で状況の確認に務めたが、確認には至らず、正午ごろにMBC南日本放送からフェリー屋久島2が錦江湾で漂流しているとの連絡で、初めて知ったところである。
今回の事故については、長時間船内に留まることとなった乗客の皆さま、ならびに船員の皆さまに大事がなかったことに安堵したところだ。また、ゴールデンウイーク期間中の運休だったことから、島民だけでなく観光客にも影響があり、残念に思っている。
その後5月28日にも、別の電気設備の故障で欠航となったこともあり、いつかまた、長期運休するのではないかという不安があることも正直なところだ。
一方、(フェリー航路の)公設民営の要望が出ているが、現在、鹿児島県が国に対して既存制度の改正について要望活動を行っている。この件については、時間を要することが予想されるため、(フェリーを運航する)折田汽船には、会社が主体となって船舶の更新を引き続き検討してほしいと伝えているところである。

記者:具体的に今後の報道発表の予定はあるか?
1軸スクリューは「フェリー屋久島2の欠陥」
町長:日程は決まってないが、種子島屋久島振興協議会(屋久島町、西之表市、中種子町、南種子町で構成)で、鹿児島県や国に要請していこうと考えている。
明日はわからない話で、いつ止まるかわからない船だ。だから、フェリー屋久島2というのは(スクリューが)一軸というのが「欠陥」で、この間奄美のフェリーが止まったが、あれは二軸だったんで、片一方で帰ってきた。
記者:フェリーの構造上に問題がある?
町長:フェリー屋久島2には、スクリューが一つしかない。だから、一つが止まると漂流する。奄美のフェリーはスクリューが二つあるので、一方が止まっても、もう一方で帰ってこられた。
(フェリー屋久島2の場合は)漂流したのが錦江湾だったから良かった。あれが、外海で時化の日だったら大変だった。なので、そういう不安を一日も早く取り除けるように、新しい船を造るか、あるいは中古船にするか、そういうことを船会社に要望していきたい。
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