空港滑走路延伸、町は地権者35人と用地買収で交渉中【屋久島町長記者会見】
5月末に関係者を対象にした用地説明会を開催
折り合いが難しい用地買収「鹿児島県と一緒にクリアしたい」

屋久島町の荒木耕治町長は6月8日、屋久島ポストや南日本新聞などが要請した記者会見に応じ、町政を取り巻く諸問題について各記者の質問に答えた。
二つ目の質問となった「屋久島空港の滑走路延伸計画」について、荒木町長が話した主な内容な次のとおり。
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記者:鹿児島県が進めている屋久島空港の滑走路延伸事業について、現時点での計画の進行状況などの現状認識を説明していただきたい。
町、用地取得業務を県から受託
町長:本事業は令和6(2024)年度に事業化され、これまで現地測量や地質調査、あるいは施設の詳細な設計等を実施しているところだ。
令和7(2025)年度には、地元での早期完成の機運を高めるために情報収集や広報活動の役割を担う現地推進本部を設置したほか、一部地権者の用地取得業務を鹿児島県から屋久島町が受託したところである。
令和8(2026)年度からは、本格的に事業用地の確保に取り組んでいくこととなり、5月29日と30日に関係者を対象にした用地説明会を開催したところだ。
今後とも、県と連携を図りながら滑走路延伸事業に取り組んでいきたいと思っている。

用地買収「金銭が絡むと思うようにいかないことはある」
記者:県から受託して用地の取得に向けて町が動いているということだが、地権者と取得条件で折り合いがつかないという話も聞いているが?
町長:それは事業を始めていけば、そういう折り合わないというのは、大なり小なりあるのではないか。延伸のための同意にはサインしたけれども、じゃあ金銭が絡んでくると、なかなか思うようにいかないというのは、他の事業の買収でも起こることだ。そこをどうやってクリアしていくかが大事だ。だから、町も一生懸命になって、一緒にやろうということで(県から業務を)受託した。
記者:どのくらいの数の地権者と話し合いになっているのか?
木原幸治・政策推進課長:(全体では)160筆程度(の土地)だ。
記者:具体的に何人になるのか?
木原課長:町は(町在住の)35人の地権者と用地買収交渉の手続きを担当している。

用地買収が遅れると計画も遅れるが?
記者:用地取得が遅れると、計画そのものも遅れてくる。町の役割はとても重要だと思うが、交渉の見通しはいかがか?
町長:5月29日と30日に地権者を集めて説明会をやっている。総事業費があるので、その中でどうやっていくかというのは、これからいろいろと知恵を出していかなければいけないと思っている。
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