オスプレイ「世界自然遺産の島にそぐわない」【屋久島町長記者会見】
種子島でオスプレイ参加の訓練、国と鹿児島県から情報「何もない」
事故の再発防止「事あるごとに国と県に伝えている」
屋久島町長記者会見

屋久島町の荒木耕治町長は3月10日、屋久島ポストや南日本新聞などが要請した記者会見に応じ、町政を取り巻く諸問題について各記者の質問に答えた。
2番目の質問となった米軍のオスプレイについて、荒木町長が語った主な内容な次のとおり。
記者:南種子町での日米共同訓練でオスプレイが飛来した。2023年の墜落事故を知る屋久島町の町長として、オスプレイの安全性や、馬毛島を含む熊毛地区での軍事訓練の実施、軍事拠点化について、どう受け止めているか?
オスプレイ訓練「国策だから、それはいいと思う」
町長:国策ですから、それはいいと思うが、私は事故の時に初めてオスプレイの機体を屋久島空港で目の当たりにした。ああいう痛ましい事故があったことに対し、再発防止に務めてもらうように、事あるごとに国と鹿児島県に伝えている。
私のスタンスとしては、世界自然遺産の島の近くにそういうものがあるのはそぐわないと言ってきた。なので、痛ましい事故が二度と起きないように、再発防止はきちっとやってもらいたい。防衛省や県には、様々な情報提供をしてもらいたいと思っている。
記者:今回の訓練について、防衛省なり県なりから、屋久島町に対して事前の連絡などはあったのか?
町長:いや、何もない。
記者:再発防止を事あるごとに伝えているということだが、オスプレイの安全性について現在どのように認識しているか?
町長:まだ完全に究明はされていないと、私は思っている。100%ではない。
記者:もし仮に、屋久島でオスプレイが参加する訓練をやるという話が来たらどう答えるか?
屋久島にオスプレイ「観光でのんびりしたい人には合わない」
町長:仮の話なので答えづらいが、私はそういうものはこの島にそぐわないと言っている。私たちは観光で暮らしている。その近隣に戦闘機やオスプレイなどが飛んでいるというのは、観光に来てのんびりしたいという人には合わない。
