屋久島町政

屋久島町長交際費、2025年度は16万6000円で前年度の5割半ばに留まる

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職員親族らへの供花代、前年度から約10万6000円減の6万円

国会議員らへの高額贈答は1件もなし

2019年度の約126万円からは9割減

屋久島町役場=屋久島ポスト撮影

屋久島町の荒木耕治町長が2025年度に使った町長交際費は約16万6000円で、前年度に比べて5割半ばに留まったことが、屋久島ポストの取材でわかった。町職員の親族らへの弔慰金が大幅に減ったためで、姉妹都市への贈答などが大半を占めた。2022年度まで続いていた国会議員らへの高額な贈答は1件もなかった。

大半は姉妹都市への贈答に支出

町のウェブサイトで公表されている町長交際費の支出記録などによると、2025年4月~2026年3月に荒木町長が使った町長交際費は計16万6180円。2025年度の29万5090円から12万8910円減って、前年度比で約56%に留まった。町職員の親族らへの弔慰金(供花代)が大幅に減ったためで、前年の16万6210円から10万6210円減の6万円だった。

一方、姉妹都市(青森市、大分県日田市、熊本県菊陽町)などに季節の果物(タンカン、ポンカン、パッションフルーツ)を贈答したり、祝い金を出したりした金額は計10万6180円で、前年度の12万8880円から2万2700円減った。

国会議員らへの高額贈答、住民訴訟の提起後に中止

また、2022年度まで恒例で続けられていた国会議員や鹿児島県知事らに対する高級焼酎などの贈答は1件もなかった。屋久島ポストの報道をきっかけに、町長交際費をめぐる住民訴訟が2022年11月に提起されたのちに中止され、交際費の支出額が最も多かった2019年度の125万9425円に比べて、約9割の減少となった。

荒木耕治町長が国会議員らに贈答した焼酎

町役場「身内」への弔慰金は支出を継続

町長交際費で負担している職員親族への供花代をめぐっては、いわば町役場の「身内」に支出していることから、町議会で「公費から支出するのは不適切だ」といった批判が出ていた。だが、町は2025年4月に町長交際費の支出基準などを定めた要綱を見直し、職員親族にも交際費が支出できる規定を盛り込んだ。なお、職員親族への供花代の支出は、屋久島町葬祭供花規程で認められている。

■町長交際費の支出額の推移

・2017年度 92万8115円

・2018年度 88万1304円

・2019年度 125万9425円

・2020年度 89万577円

・2021年度 67万4230円

・2022年度 30万3560円

・2023年度 15万9170円

・2024年度 29万5090円

・2025年度 16万6180円

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