【読者の声】環境保全の協力金、山だけでなく島を訪れる観光客を対象にした制度にすべき

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7年連続で赤字が続く屋久島入山協力金

「港と空港に協力金を受け入れる環境の整備を」

「町職員は実際のし尿搬出量を確認しているのか?」

登山者に入山協力金納入の協力を求める荒川登山口の看板。2017年3月の設置から9年近くが過ぎ、コケや汚れで表示が読みづらくなっている=2025年12月、屋久島ポスト撮影

世界自然遺産・屋久島の山岳環境を守るために集めている入山協力金について、屋久島ポストが2本の記事「屋久島入山協力金、7年連続の赤字で累積額は1億3560万円」(4月10日付)と「【視点】赤字が続く入山協力金、寄付金で海底清掃をしている場合ではない」(4月12日付)を配信したところ、協力金制度に詳しい読者から貴重な意見が寄せられました。

いずれも現制度の見直しを提言するもので、屋久島町には早急な対策の検討が求められています。

●山だけでなく島を訪れる観光客から協力金を

入山協力金制度は、そもそも入島税検討委員会から派生したものです。

本来であれば、島に入る観光客の皆さまからご協力をいただくべきものが、会議の中でいつの間にやら山に入る人たちだけから徴収するような形になってしまったというのが、そもそもの始まりです。

私はそろそろこれを変えていくべきと考えています。

担当課長の一言「とにかく一度始めさせてくれ」で始まった制度

そもそも2016(平成28)年に当時の環境政策課長が、なんとなく始めたもので、私たちガイドは大反対をしましたが、「とにかく一度始めさせてくれ。何か問題があれば、その時に対応しましょう」という一言を元に始まったものです。

この一言は、どこにも議事録等には残っていませんし、あくまでも口頭でやり取りしたものなので、聞いていた人にしか分かりません。

その制度が始まり、まもなく10年になろうとしています。

いろいろなことがありましたが、ガイドが頑張って協力を求めたり、協力店を増やしたりといろいろ動きました。

しかし、結果として大きな動きにはならなかったのではないでしょうか。

港と空港に協力金を受け入れる環境の整備を

次に考えるべきは、山に入る人ばかりでなく、島を訪れる観光客の皆さんにご協力をいただける制度をつくった方が母数が増えるので、結果として協力金の金額も増え、屋久島にとって大きな基準となることは必須だと思います。

そのためには、ボトルネックとなっている港と空港に協力金を受け入れる環境を整えて、しっかりと皆様にご協力いただけるような環境を作ることが、早急に必要であると考えます。

縄文杉に近い高塚小屋のトイレに溜まったし尿を運び出す山岳ガイドら=2016年7月

●町職員は実際のし尿搬出量を確認しているのか?

確かに記事が指摘するとおりです。

し尿処理は特定の業者と随契契約をしていると思いますが、ここが問題だと考えています。

おそらく出来高払いだと思いますが、その搬出の際に町職員が立ち合って、実際の搬出した量を確認しているのでしょうか?

実際の搬出量が、業者の申告どおりか否かが問われると思います。

町職員が搬出量を確認せず、業者が申告するだけでは、いくらでも高騰する可能性があります。

町職員が直接的に確認することが必要だと思います。

■屋久島観光への提言や意見
屋久島観光の将来的なビジョンについて、読者からのご提言やご意見をお待ちしています。記事としてご紹介するともに、荒木耕治町長ら町幹部に伝えさせていただきます。以下URLのフォームから投稿をお願いいたします。
https://forms.gle/i31DXfbNtr3C3vog9

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