不平等なPayどん支援「深く反省」「今後は広く行き渡る方法に」【屋久島町長記者会見】

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屋久島町民は種子島や鹿児島がどんな支援策なのか気にする

現金給付6000円、いろいろな市町村の方法を踏まえて判断

路線バスで1000円の新札が使えない!?

【左】物価高支援策について話す荒木耕治町長=2026年6月13日、屋久島町役場、屋久島ポスト撮影【右上】鹿児島銀行のキャッシュレス決済サービス「Payどん」のウェブサイト画面【右下】屋久島ポイントカード

屋久島町の荒木耕治町長は6月8日、屋久島ポストや南日本新聞などが要請した記者会見に応じ、町政を取り巻く諸問題について各記者の質問に答えた。

四つ目の質問となった「物価高支援策」について、荒木町長が話した主な内容な次のとおり。

なぜ現金6000円の給付を決めたのか?

記者:物価高支援の重点支援交付金で、町は全町民に6000円を現金給付することを決めた。これまで「Payどん」や「屋久島ポイントカード」をやってきたわけだが、今回はなぜ現金給付になったのか?

町長:いろいろな市町村の声もあるし、私どももいろいろな声を受けて、今回は現金給付がいいのではないかということで決めた。最初の段階で、こういうことをやる時には、各市町村の調査をして、いろいろとやっぱり、同じようにね。屋久島の人は種子島がどうなっている(どんな支援策)のか、鹿児島どうなっているのかは、そういうのはあると思う。だから、今後はそういうことがないように、やはり気を付けてやらなければならないということで、深く反省している。

屋久島町が実施している重点支援地方交付金の事業を受けて 、町内の各店舗には「Payどん 使えます!」と書かれた幟旗が掲げられている=2026年3月、屋久島町尾之間、屋久島ポスト撮影

「うちにはうちの事情」「担当課はベストだと思った」

記者:それは「Payどん」を利用した支援策の評判が悪く、恩恵が受けられないという声があったからか?

町長:うちにはうちの事情があって、早く配りなさいということだったので、早くやるためには、それ(Payどん)がベストだろうということで、担当課はそういうことでやったのだろうと思っている。だからまあ、結果的にそういうことになった。

やはり、広く一般的に行き渡るような方法、これからはそういう方法でやらなければならない。

記者会見で物価高支援策について話す荒木耕治町長=2026年6月13日、屋久島町役場、屋久島ポスト撮影

町のキャッシュレス化、大半の観光客はPayどんを利用していない

記者:Payどんを採用した理由を問われた議会答弁で、担当課長は「キャッシュレス化を進めるのが町の方針だ」と言っていた。だが、キャッシュレス化を求める観光客が期待しているのは、クレジットカードが使えるようにしてほしいということだと思う。

一方、Payどんは鹿児島銀行のサービスなので、利用しているのも鹿児島の方がほとんどで、東京や大阪など都会の人たちの大半はPayどんを使っていないはずだ。

町長:今、キャッシュレス化は必要なことだと思っている。私も実際に使うと楽なものだと思っている。

ただ、この間私が言われたのは、「路線バスで新しい千円札が使えない」ということだった。なので、(バス会社の)社長に「何とかしてください」と直訴した。どうなるか分からないが、いま屋久島ではこういうことが問題になっていると伝えた。

記者:郵便局に取材をしたら、両替に来る観光客が多いということだった。

町長:まあ、そういうサービスは大事だと思う。

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