屋久島町情報サイト乗っ取り、鹿児島県警が町から事情聴取
町、有効な証拠が乏しく被害届は見送り
県警は引き続き調査を継続

「屋久島マルシェ」乗っ取り問題
屋久島町の総合情報サイトが第三者に乗っ取られ、運営管理者が制御不能になっている。2022年6月に閉鎖されたが、その後に複製サイトが同じドメインで公開され、町内の店舗情報としてギャンブルなどの話題を掲載。町は運営管理者を通じて警察に被害の相談をしている。
※利用者に不利益が生じる可能性があるため、複製サイトが公開されているドメインにはアクセスしないようにしてください。
国の補助金で制作された屋久島町の総合情報サイト「屋久島マルシェ」が何者かに乗っ取られた問題をめぐり、町が鹿児島県警から事情聴取を受けたことが8月20日、町政策推進課への取材でわかった。その結果、現段階では事件として捜査するには証拠が乏しく、町として被害届を出さないと判断したという。

運営管理者の町民も県警に事情を説明
同課によると、県警サイバー犯罪対策課の担当者らが8月18日に町役場を訪れ、町職員が屋久島マルシェの制作や管理運営を委託した経緯などを話した。県警はサイトの管理運営を委託されていた町民からも事情を聴いており、その情報も含めて検討した結果、現段階では有力な証拠や情報が得られていないため、事件として捜査するのは難しいという判断になった。
事情聴取には町法律顧問の河野通孝・法務事務専門員も同席し、「詐欺などの容疑で捜査することはできないか」と相談したが、県警は「事件として扱うには材料が足りない」という見解を示したという。それを踏まえ、町としては被害届を出すことは見送る一方、引き続き県警が調査を続けることになった。
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