屋久島町政

【読者の声】古い空港、行き詰る観光、不平等な物価高支援などに批判や意見が続々

y@kushima-post-administrator@

「施政方針演説は町長自身の言葉で」「古い、汚い、狭い世界自然遺産の空港」「炭化物の処理に3300万円は無駄と謎だらけ」「極めて不平等なPayどん支援」……

より良い町づくりのために読者の声を!

【背景】屋久島役場

屋久島観光の課題や屋久島町政の問題などについて報じた屋久島ポストの記事に対し、読者から批判や意見が続々と寄せられています。

町役場などに意見をしても聞き入れてもらえず、何を言っても無駄だと考えている読者は多いと思います。しかし、町民が声を上げなくなったら、この町が良くなることはなく、町の将来は先細りするばかりです。

4月17日以降に屋久島ポスト編集委員会に届いた読者の声を、以下に掲載します。

施政方針演説は町長自身の言葉で語るべき

記事「屋久島町長、施政方針の文章作成で初めて生成AIを利用」

最初、荒木町長の施政方針の全文を記事で読んだ時、過去のものと比べて格段と違う出来栄えに驚きました。

これは「何かあるな」と感じましたが、ヤッパリ。

施政方針とは、この1年に町政運営をどうやって進めていくのか、町長が自分の言葉で語るべき大切なものです。

それをAI(人工知能)に頼って書くとは、行政の行き詰まりを感じます。

ここはご自身の言葉で語るべきです。それでこそ、施政方針演説です。

2026年度の施政方針演説をする屋久島町の荒木耕治町長=2026年3月10日、屋久島町議会、町議会YouTubeチャンネルより

●世界自然遺産の空港、「古い、汚い、狭い」ままでいいのか?

記事「屋久島空港、子どもやお年寄りにもタバコの煙を浴びせる屋外喫煙所」

受動喫煙に対する空港喫煙所についての記事もわかるが、そもそも世界自然遺産の玄関口である屋久島空港の施設の方が問題じゃないかと思う。

駐車場が狭く、放置車両や何カ月も置きっぱなしの車も管理されてないため、空港利用者が駐車できず、連休時期は違法駐車や身障者スペースが使えない。

外観、内部古いうえに狭い、汚い。

ロビーの半分を売店が占めており、通路がとても狭い。キツキツの保安検査場内には十分な椅子もスペースもない。

さらには、保安検査を終えた先にはトイレがない!?

空港のレストランなのに、食事の提供時間や種類が少なすぎる。

同じ鹿児島県内の離島空港でも、改装や増築などで空港施設を整えているところも多々あるなかで、屋久島空港は滑走路延伸まで、こんな老朽化して不便な空港ターミナルビルのままなのか?

屋久島空港の荷物受け取り場。ターンテーブルがないため、空港職員が手作業で運んでいる=2025年12月、屋久島空港、屋久島ポスト撮影

●観光客を呼び込む前に島の美化に予算を使うべき

記事「【視点】屋久島観光、町長が自負する『一流』への遠い道のり」

観光客を招くのに、観光案内の看板が劣化して見づらくなっていたら、杜撰な観光地だと思われ、移住したいと思う人もいないでしょう。

きれいな所に人は集まります。

荒木町長の政策は、観光に携わる人たちには恩恵があるかもしれませんが、それは表向きだけで、そのほとんどは屋久島町民のためになっていません。

観光客を呼ぶにしても、町中のトイレなど、全く受け入れ態勢がなっていません。

まずは島の美化整備に予算を使ってから、観光客を呼び込むのが順序ではないでしょうか。

スーパーや海水浴場のトイレなどの改修工事にも助成するべきだと思います。

屋久島空港の滑走延伸計画に関しては、羽田空港は路線拡大が難しいと言われています。ジェット化するにしても、新たな路線の拡張でなく、大阪からでもいいと思います。

さらには、海外から大勢から来ている関西空港でもいいでしょう。

町役場のアンケートでは、ジェット化に反対する意見は省いているのではないでしょうか

「Yahoo!」のコメントを見ると、滑走路延伸に反対する人がほとんどでした。

【左】屋久島総合案内板の地図では、屋久島町が合併する前の旧2町「上屋久町」「屋久町」の名称が残されている=2026年4月15日、屋久島町小瀬田、屋久島ポスト撮影【右】屋久島空港にあるプレハブ小屋の観光案内所=Google Map ストリートビューより

●新千円札が使えない観光地の路線バス

路線バスでは新千円札が使えません。

運転手や近くの施設に交換してもらっています。

いずれ旧千円札はなくなるのですから、新しいバスを導入するよりも先に、新千円札を使えるようにするべきだったと思います。

観光客を呼び込む以前に、街中の美化活動などに税金を使ってもらいたいです。

観光客はきれいな場所で観光をしたいと思います。

最近、道路は改善されてきていますが、里めぐりの案内板などは古くなり、これを見ると自分ならリピートで参加したいとは思いません。

世界自然遺産に登録され、何もしなくてもしばらくは観光客が増えていました。

そのおごりで近年まで観光PRに金をかけ、不便な(特に宮之浦から永田間の北部)の交通手段が原因で島民が減少してしまいました。

いつまで島民のためにならない政策を続けるのでしょう。

雨の中で傘を差しながら路線バスを待つ人たち=2025年11月、屋久島空港、屋久島ポスト撮影

●「上屋久町」「屋久町」という地元の意識改革が必要

「上屋久町」「屋久町」という意識は、今でも地元島には根付いています。

「俺は南(屋久町)には行かない(行く必要がない)」と言い切っていた人もいました

まずは、地元住民の意識改革が必要なのではないかと感じています。

でも、それを解決するためには、時間をかけること以外に思いつかないのも事実です。

屋久島町総合案内板で表示されている「上屋久町」(上)と「屋久町」の名称=2026年4月15日、屋久島町小瀬田、屋久島ポスト撮影

●行政主導で入島税の導入を

記事「【視点】赤字が続く入山協力金、寄付金で海底清掃をしている場合ではない」

入島税を提唱していたなかで、入山協力金が導入されました。

その当時、町長からは 「高速船の会社から強く反対された」と聞いたことがあります。「高速船の窓口では徴収しない」とも言われたそうです。

高速船の料金が高いというイメージを与えることを心配してなのか?

それとも「値上げした」思われると考えたのか?

民間企業の言い分で、行政が左右されるようではだめです。

今後の対策は入島税の導入なので、しっかりと行政側の主張を通すべきです。

登山者に入山協力金納入の協力を求める荒川登山口の看板。2017年3月の設置から9年近く過ぎ、コケや汚れで表示が読みづらくなっている=2025年12月、屋久島ポスト撮影

●絶えない不正・不祥事でも責任を取らない町長と町役場

記事「【視点】補助金不正、事件から6年過ぎても職員の処分がない異常事態」

国の補助金を不正にもらった事件ですが、町長や役場幹部、議員たちは、間違ったことをしたら謝罪し、身を削って対応するのが当たり前だということを知らないのでしょうか?

口だけの謝罪なら、誰でもできます。

これまであった荒木町長の多数の疑惑などは、全国のほとんどの自治体であれば、とっくに辞職に追い込まれているでしょう。

島内ではネット情報を見ない高齢者が多いので、テレビで報道されない限り、多くの島民は町長や町役場の不正や不祥事を知らないのです。

物価高騰の支援策で「Payどん」を採用した町幹部も含めて、みんな責任を取るべきです。

間違ったことをしたら、身を削って責任を取らないと、また同じことが繰り返されます。

そんなこともわからないのでしょうか?

こんな町役場のままでは、お先真っ暗です。

大阪などの知人に屋久島町の諸問題について話すと、荒木町長がまだ現職でいること自体に驚かれます。

そんな町長を当選させている屋久島町民は、全国の恥になっているのです。

国庫補助金を申請する際に、屋久島町が鹿児島県を通じて国に提出した事業実績報告書の一部。「荒木耕治町長」と記載された横に押された公印は、担当職員が町幹部の決裁を受けずに独断で押印したものだった

●多目的交流センターの建設は町長選の争点に

記事「屋久島町「多目的交流センター」建設計画の中止を決定」

もともと財源が乏しいのに加え、ここのところの建築資材の高騰を見据え、当初の計画を見直すという選択肢は評価する。

しかし、屋久島町の喫緊の課題として、多目的交流センターが必要な状況だとは思えない。

そして、宮浦小学校の高台移転と抱き合わせにしてでも建設しようとするところに、多目的交流センターを建設する目的の姑息さを感じてしまう。

宮浦小の高台移転は、津波の危険から児童の命を守ることが目的で、自前の財源を使わなくても、国の補助事業でできるはずである。

宮浦小の高台移転は単独で急ぐべきだ。

巷では、来年の町長選挙には5期目をめざして現職の出馬が噂されている。

この多目的交流センターは、町長選挙の争点に十分になる問題である。

【左】多目的交流センターの平面イメージ図(町政策推進課が作成した資料より)【右】多目的交流センター建設予定地の写真(同)

●炭化物の処理に3300万円、無駄と謎だらけ

記事「屋久島町、世界自然遺産の森を望む廃墟などに大量の炭化物を長年放置」

炭化物であれば、屋久島のゴミ処理施設で、燃えるゴミの燃焼に使用できるのではないでしょうか?

なぜ公費で搬出する必要があるのか?

町議会はそんなに簡単に承認したのでしょうか?

搬出先どこなのか?

何に使うのか?

無駄と謎だらけです。

病院跡にある廃墟のフロワーに山積みされた炭化物。劣化で破れた袋からは、真っ黒な炭が床にこぼれ落ちていた=2025年11月、屋久島町宮之浦、屋久島ポスト撮影

●お年寄りにはハードルが高すぎる「Payどん」支援

記事「【展望】物価高支援金、屋久島町は残り7500万円で全町民一律に現金支給すべき」

私は助かったけれど、 知り合いや親戚のお年寄りは独り暮らしだと、設定から何もできなくて、何度も手助けしたりした。

お年寄りにしてみたら、「Payどん」の設定を最初からやるのはハードルが高すぎる。

そして、何よりもスマートフォンを持ってない人は、「人権」すらないという理不尽なルールである。

こんなにややこしいことをせずに、現金を配ればいいと思う。

屋久島町が実施している重点支援地方交付金の事業を受けて 、町内の各店舗には「Payどん 使えます!」と書かれたの幟旗が掲げられている=2026年3月31日、屋久島町尾之間、屋久島ポスト撮影

●Payどん支援、極めて不平等で二度とないように

極めて不平等なやり方だと思います。今後はこのようなことが二度とないようにお願いします。

●残りの補助金はお年寄りに現金で配ってほしい

はっきり言って 呆れてもの言えない。

一番弱い立場の人にお金が届かない。

平等で町民に一番優しいのは現金配布。

お年寄りの方がかわいそう。

残りの補助金は、少しでも良いから、お年寄りの方に現金で配ってほしい。

●Payどんではなく、平等に現金で還元を

予算割る島民で、現金で還元した方が平等だと思う。

あまりデジタル化しても、スマートフォンを持たない子ども、老人、鹿児島銀行などに口座がない人には、支援は何もない。

島民のことを考えた平等な対策とは、とても思えない。残念。

■屋久島町政への提言と意見
屋久島町政について、読者からのご提言やご意見をお待ちしています。以下URLのフォームから投稿をお願いいたします。

https://forms.gle/4jwVGJ144BYUYESYA

■屋久島観光への提言や意見
屋久島観光の将来的なビジョンについて、読者からのご提言やご意見をお待ちしています。記事としてご紹介するともに、荒木耕治町長ら町幹部に伝えさせていただきます。以下URLのフォームから投稿をお願いいたします。
https://forms.gle/i31DXfbNtr3C3vog9

関連記事
これらの記事も読まれています
記事URLをコピーしました